以前の記事
2013年 05月2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 最新のトラックバック
リンク
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
1
この6月12日(土)に「吉村順三の仕事を今、学ぶ――自然に寄添うように計画された愛知芸大の現代的意味を考える」(主催/自然エネルギー研究所)に参加しました。
今回の催しのプログラムは2部構成になっていて、1部は建物見学会、2部は会場を繁華街にあるホテルに移しての「パネルディスカッション」でした。 愛知芸大の、正式の名称は愛知県立芸術大学です。 旧制の専門学校として戦前から存在した東京藝術大学、京都市立芸術大学に続く、戦後初、日本において三校目となる公立芸術大学として建てられました。音楽学部と美術学部が置かれています。 わたしが最初にこのキャンパスを訪ねたのは、もう25年も前になります。わたしが訪ねた時には、築後20年近くを経ていて、今のキャンパスの風景はかたちづくられていました。けれど、今回訪ねてみて、その豊かなる緑の空間に接し、緑の復元力に圧倒されました。このキャンパスは、日本ではめずらしい「森の中の芸術大学」といえます。 この愛知芸大に大規模な建て直し構想が持ち上がっています。この3月上旬まで、この構想に基づくとみられる模型が校内に展示されていました。 中日新聞3/25日号によれば、磯見輝夫愛知芸大学長は「正式な計画ではない」として、誤解を招きかねないからと模型を撤去しました。しかし同紙は「全体計画がないのに「改造」が静かに進むという奇妙な現象が起きている」と指摘します。 伝えられるところによれば、建物の劣化が酷く、また施設の狭さを理由にして、少しずつ解体・改築が進められ、最終的には現在のキャンパスの姿をとどめないものに変えられるといいます。建て直し反対の声に正対しないで、なし崩し的にやろうということでしょうか。県当局による、愛知博でのゴタゴタの経験に学んだノウハウだと穿った見方をする人がいますが、そう思わせるものを、わたしも感じました。 愛知芸大の建物の劣化は、メンテナンスの悪さに尽きるもので、たしかにどの建物もボロボの状態にあります。あちらこちらに雨漏りの跡が見られ、コンクリートに亀裂が走り、建物の外壁の汚れが酷く、お手入れの悪さは目を覆うものがあります。建築からこの間の建物の扱いがいかなるものであったか、それらは正直に、もっといえば露わに示しています。 そのあたりのことを、今日公開される「住まいネット新聞びお」に書きました。 かなりショッキングな写真も載せました。 ▲
by sosakujo
| 2010-06-16 11:51
1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||