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小池創作所代表・小池一三のブログです
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趙海光さんの「定番学校」(第二回)
1月に趙さんの「定番学校」を開きましたが、大変に好評で、第二次募集はいつかと問い合わせを受け、18日~19日にかけて急遽開催しました。参加者は29名を数え、前回以上の賑わいとなりました。
第一回の印象では、おもしろいやり方だけど、上級者向けのシステムという感じがつよかったのですが、今回の学校では、積み木を使ったプランの展開など手法の展開がはかられたこともあり、これならやれるとみんな思ったようです。
参加者アンケートをみると、
・ 内容が濃く、プランの考え方など、目からウロコがとれた。
・ 資料も分かりやすくて、お話の内容もよく分かりました。
・ 技になり、物件があれば、すぐに出来ます。
・ 設計をしていない私にとっても分かりやすく、理解ができた。
・ 間取りから入らないやり方は今まで考えになかった。あとはプレゼンの仕方。
・ 押し付けるのではなく、プロジェクトメンバーとしてのスタンスが特に良かった。
・ 新しい感覚・新鮮な感覚を発見しました。
・ 設計手法として、とても興味深いお話でした。
・ 内容は濃い。各地で実践していく意欲がみられたこともシゲキになった。
・ 説明が丁寧で分かりやすかった。特に模型とプレゼンキット。
・ 第1号が心待ち。各地の現場に出掛けていって学びたい。
1回目、2回目と勉強の内容が自体進化していて、趙さんの意気込みの強さを感じました。
年度末ということもあって、予定していて参加できなかった工務店から、早くも3回目の声が掛かっていますが、学校自体は当面開かないようにして、工務店による実行・実現にエネルギーを注ぎたいと考えています。
オープンモデルで建てようという動きもあり、モニターをさがして実現しようという動きもあり、工務店に設計、趙さん自身の設計と、いろいろ進みそうです。この「定番学校」の眼目の一つは、建築家による「定番(工務店がつくるスタンダード)といえる家」の提案と共に、各地の工務店の設計・仕上げ・工事、コストなどの知恵と工夫に学び合い、ノウハウを共有し合うことにあります。
モニター募集のチラシについては、わたしの方で制作します。可能な限り、みんなで見合って、みんなで検証し合い、そのことによって、趙さんの設計言語を「現地化」することに意味があります。
おもしろくなりそうだ、という予感を抱かせるに十分な学校でした。
趙さん、お疲れ様でした。
参加のみなさま、お疲れ様でした。
これからですぞ!
by sosakujo | 2008-03-20 07:40
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