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小池創作所代表・小池一三のブログです
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分かりにくいサイン
  航空運賃のことを前に書きました。羽田-千歳の航空運賃について、高知や松江に行くより安いことを問題にしました。そうしたら、東京から千歳に向かうのは安いけれど、千歳から羽田に向かう航空運賃は高いということを、伊達の小松建設さんから聞きました。これも奇怪な話で、首都にいる人だけ、なんで優遇されるのか不思議です。

  今日はサインを問題にします。
  大阪駅新幹線の中央口は、出口と入口が別々です。地下鉄の御堂筋線などでくると、そのまま新幹線の入口に直行できますが、バスやタクシーで来ると出口前に着きます。そこから入口を探すのですがサインがなくて、しばらく東に歩くと「JR線入口」のサインが見えます。新幹線の入口ではないのか、と考えて引き返して、今度は西に向けて歩き出すのですが、そちらもサインは視覚に入ってきません。やっぱり東側かと思って「JR線入口」に向かうと、改札口近くにに来て、その奥にようやく新幹線入口があることが分かりました。この間、重い荷物を持ってウロウロする羽目になったわけで、新幹線入口を入った後、腹立たしさを感じて西側はどうなのかと確かめに行き(モノ好きなのでしょうか?)、ああそうだった、地下鉄で来たときはこちらから入ったのだと合点が行きました。
  いいたいのは、サインが親切ではない、ということです。
  前に東名高速道路の豊田インターチェンジを出て足助に向かったときのことです。主要道を走ったのですが、途中で足助の文字が標識から消えて、その近くの地名だけが出るようになりました。どうなっちゃったんだろうと思って引き返し、ガソリンスタンドで聞いたら、やはりその道でいいことが分かったことがあります。
  この点、ヨーロッパ各国の標識は分かりやすいのです。
  交差点がロータリーというのがよくて、主要な行き先が標識に明示されていて、間違ってもロータリーでそれが変わるということはありません。ロータリーは、中に入った車優先で何周でも回れます。
  スペインのバスク地方は、スペイン語がペンキで消されていて、「ありゃ!」と慌てましたが、ガイドブックを見て、バスク語の地名のスペルをハンドルに貼っておいて、ロータリーをぐるぐる回りながら確かめると、まず間違うことはありません。バスクの小さな村に、案外簡単に行けてしまって拍子抜けしたほどでした。
  大阪駅でも、豊田から足助に向かったときも、人の身になってサインはつけてもらいたいと思ったものです。
by sosakujo | 2007-12-24 14:41
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