昨日の朝日新聞の夕刊に「吉村順三記念ギャラリー」のことが出ていました。わたしは、開館している土日に行ったことがないのですが、このギャラリーの2階が永田昌民さんの事務所なので、閉館状態のギャラリーを、永田さんを訪ねるたびに見ていることになります。電灯が消えていてさびしい感じですが、結構楽しんでいます。でも、やっぱり明るいときがよく、人もいた方がいいので、土日に上京することがあったら寄ろうと思います。
昨年の藝大での展覧会は、たいへんな人出があって、今更、吉村人気の底の厚さを感じました。大切にするべきことを、ちゃんと大切にすることの意味や価値を、あの展覧会で教えられたという話を、ぼくは何人かの人から聞いていて、そこに人気の秘密があるのですね。
朝日の記事には、「弟子が解説する建築家の仕事場」というタイトルがつけられていました。そして、一枚に見える応接スペースの写真が一葉載せられていました。
開館は、毎週土日の1時~6時のみ。予約不要で一般500円。