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宮古を襲った津波は、真っ黒でした。一番最初に報じられ、翌朝の新聞の一面にでた津波は、仙台の若林区に押し寄せた津波で、宮古の津波と色が違っていました。
その原因は何なのか、素人が軽々に言うことではなく、知っている人に教えて欲しくて書くのだけれど、巷間伝えられるソルトン分裂によるものなのでしょうか。 今回の大津波は、ソルトン分裂(破状性段破)という性質を持ち、それは、海の表面だけが動く波と異なり、海の底から水が動いて上がり、それを幾度も繰り返しながら海岸近くで波が高くせり上り、波状的に圧力を増す現象をいうそうです。 宮古の海は昆布と若布が豊富で、殊に重茂(おもえ)の天然若布は、天下一品です。それを津波が海の底から根こそぎ攫い、それであんなに黒い色をしていたのでは、と推量しました。 今、私の事務所で、、『地震ノート』というタイトルをつけた、16pの小冊子をまとめています。 この小冊子で、今回の地震が持つ不思議を、幾つか指摘しました。ソルトン分裂もその一つですし、周期1秒前後の「キラーパルス」についても触れました。 今回の地震の揺れの強さは最大2933ガルという猛烈なもので、これは阪神・淡路大震災の最大818ガルを大きく上回ります。にもかかわらず、建物被害の面からみると、東京浦安での液状化や、局所的被害は見られるものの、広域にわたる壊滅的被害は免れています。住宅レベルに多大な被害をもたらす、「キラーパルス」が、阪神淡路の2~3割と小さかったことが、その理由だという学説があって、これが原因なのでは、と考えました。 この小冊子に、地震年表を入れました。これまでの地震年表は、『日本書紀』の記述をもって始まるのが多いのですが、今回は、地震考古学の成果を取り入れ、有史以前の地震についても年表化しました。 11日に刷り上る予定です。
by sosakujo
| 2011-04-04 17:44
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