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耐震会議のあと、横に置いておいた仕事に追われブログをお留守にしていました。この間、中東では大変化が起こりました。あのムバラクが、あのカダフィがと驚いていますが、エネルギー問題に影響必至です。
閉口するほど多忙でしたが、夜明けの読書とDVDの観賞は、ちゃっかり時間を確保しました。 堀田善衛がモンテーニュを描いた『ミシエル城館の人』(全3巻)を読み出したら、モンテーニュの『エセー』を読みたくなり、ついで保苅瑞穂の『モンテーニュ私記』を読みました。次から次に本が手に入るのは、webで検索できるからで、古本だと何百円という値段で買うことができますので。 堀田善衛の本は、4巻に及ぶ『ゴヤ』も、『定家明月記私抄』も、『路上の人』も読んでいて、エッセイもたいがいのものは読んでいます。『びお』の佐塚編集長(私は編集人になり、後ろに引っ込みました)に、分厚い『ゴヤ』を渡したら読み出して、おもしろいと言ってくれています。ヨーロッパとは何か、ということが分る本です。それを反射鏡にして、堀田は中世の日本を書いたのでした。そうしてまた、堀田のスペインからはイスラムが遠望でき、今の事態をその目で見ると、テレビ報道とは違う世界が見て取れます。 DVDの『モディリアーニ』を見ました。 モディリアーニをアンディ・ガルシアが、 ジャンヌをエルザ・ジルベスタインが演じています。 もうかなり前に、なりますが、二枚目ジェラール・フィリップがモディリアーニを演じた『モンパルナスの灯』を見ています。こちらはジャンヌをアヌーク・エーメが演じていました。死の床からモディリアーニの絵を安く買い上げる画商をリノ・バンチェロが演じていました。その画面が、妙に記憶に残っています。 両作品とも、天下の二枚目が演じていますが、本人の写真をみると、二人ほど二枚目ではないようです。 新しい映画の方は、ピカソ、スーチン、ユトリロとの交友のエピソードがたくさん盛り込まれていて、飽きさせません。殊にピカソの車で郊外の別荘にいるオーギュスト・ルノワールを訪ねるシーンがおもしろく、腹を抱えて笑ってしまいました。どこまで本当なのか疑うところ少なくありませんが、昨年の『龍馬伝』ほどひどくはありませんでした。 ジェラール・フィリップは、クロード・オータン=ララ監督の『肉体の悪魔』の印象が強く、アンディ・ガルシアは,何と言っても『ロルカ、暗殺の丘 』ですね。ぼくは、アンダルシア地方のフエンテ・ヴァケーロス村にあるロルカの生家まで足を運んでいますので、この映画は興味津々でした。 リノ・バンチェロといえば『シシリアン』ですが、最近のテレビドラマの『レ・ミゼラブル』(これもDVDになっています)が、まあまあでした。
by sosakujo
| 2011-02-22 18:07
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