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小池創作所代表・小池一三のブログです
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〈一坪里山〉が朝日の記事に
広島の〈安芸町家〉の〈一坪里山〉が、きょうの朝日新聞生活欄(12/3東京版)に取り上げられました。
「都会の庭、命を育む」という記事で、「安芸町家」が絡むところは、「家づくりも生態系に配慮」という見出しがつけられていました。
記事には、大須加さんと、田瀬理夫さんの談話も出ていました。
ぼくの方は、甲府の建物見学会のバス移動中に、朝日の記者から電話取材が入り、いろいろ受け答えしました。

〈一坪里山〉は、浅草で講習会を開いていて、2回目を開いてほしいという要望が多いのですが、ぼくの方は神戸の〈大勉強会〉の準備でてんてこ舞いの状態にあり、春の芽吹きの時期に開催したいと考えています。
自生種の庭、それを広げたランドスケープでは、大きなプロジェクトの話も幾つかあり、田瀬さんとぼくの方で動いています。それらも、春の芽吹きの頃には、幾つかの案にまとのっているようにも思われます。

今回の〈一坪里山〉は、ささやかなものですが、そこがいいと思っています。デッキの片隅を切り込んで、自生種の庭のための一坪を確保し、それを家族が愉しみながら育てることが基本で、増えたら庭に移したり、人に株分けして、〈絶滅危惧種〉が伝えられる草花を育てようというのです。
もう自生種を育てる場は、「家の庭しか残されていない」といわれます。公園も街路樹も、どこのものだか分らないものが植えられており、今の流通の中では、自生種を大切にすることはムリだからです。
ささやかですが、大きな意味を持っている取り組みだと、みんなでいい合っています。
by sosakujo | 2010-12-03 10:39
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