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小池創作所代表・小池一三のブログです
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住まいネット新聞びおの更新
24節季・72候にしたがいながら更新すると、およそ5日に1回。
まだ、全体の絵が定まりきれておらず、バージョンアップさせながらの更新となります。

毎回、特集が2本、設計のみつくろい、72候の話、「興味津々」を最低更新しなければなりません。明日の更新では、四国の女医さんが作られ、アクセス300万件を超える web版 『耳鼻科50音辞典』と、「世界遺産ではないけれど、ぼくは讃岐遺産だと思う」と題して、香川県に点在するベーハ小屋を取り上げます。また、「設計のみつくろい」では、伊礼智さんの「建具」が登場します。
72候は 【土潤溽暑】( 土潤って蒸し暑し)です。この言葉が持つ暑さをどうやって説明するか腐心しました。余りに暑苦しい言葉なので、蕪村の句を楽しんでもらうことにしました。次候は、同じ大暑で【大雨時行】(大雨時々降る)です。こちらは、ちょうど上野の藝大美術館で広重展をやっているので、名所江戸百景から「大はしあたけの夕立」を取り上げることにしました。
特集は、「暑い! こんなときは梅干だァ」と称して、梅干のおいしい作り方をまとめました。新人社員のゆうこさんがまとめました。もう一つの特集は、これから武山倫さんが連載する「調べるおもしろさ」です。今朝、原稿が送付されてきました。

問題は夏休み中の更新です。当所は9日から16日まで夏休みをとります。ぼくは、いろいろな原稿の締切日とかさなるので休めませんが・・・。この間、夏休みだからといって更新しないわけには行きません。何しろというか、一応というか、新聞なのですから。
お正月と5月の連休と夏休みと、この間、3回分は前もって用意しなければなりません。
いやー、とんでもないことに手をつけたと思ったりもしますが、期待が大きいのでがんばることにします。
手伝える人は手伝ってください。

今は、生活ブログの色彩がつよいのですが、当面はそれでいいと考えています。
住まいは「生活の容器」といわれますが、住宅業界は、「容器」は問題にしても、「生活」のことをちゃんと見てこなかったように思います。住まうということ、家事、食、育児、健康等々を、いろいろな角度から取り上げ、それを住まいと橋を架けるような、そんなことがやれたらいいな、と思っています。とてもむずかしいことですが、今、それが望まれているのではないでしょうか。もう、モノだけをつくればいい時代ではなくなりましたので・・・。
「住まいブログ箱」も、もう少ししたら設けます。工務店のなかから生まれてきたものを、みんなに読んでもらうための箱です。登録メンバーには、いろいろお願いしますので、よろしくお願いします。
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by sosakujo | 2008-07-28 17:36
『ホテルと日本人』という本
ぼくの友達の山口由美さんの新しい本がでました。
『ホテルと日本人』(千早書房)という本です。
厳密に言うと、この本は『ホテルクラシック』(商店建築社)の改訂版ですが、全体を読み直してみて、今に通じる新しい本だと思い、新しい本がでたと書きました。
書き下ろし加筆された「二十一世紀のホテル、後書きにかえて」は、冒頭、西武の堤義明の事件について書かれていて、堤康次郎、五島慶太、小佐野賢治から、洞爺湖サミットのホテル、外資系ホテルの進出などの俯瞰を通じて、彼らとホテルをめぐる問題は、日本の「ホテルと日本人」の関係を見事に分析した一文となっています。
そして、この後書きが、本編である「35の物語でたどる、ニホンのホテル・ヒストリー」を照射するということで、この本はできているのです。
門外漢のぼくには、味を知らない料理ばかりが食卓に並んでいるようですが、ホテルの成り立ちというものがよく分かり、また、ホテル業界に日本の縮図をみたようで、この本を読んで、いろいろ考えさせられました。
夏休みにお勧めしたい一冊です。
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by sosakujo | 2008-07-28 07:48
bio森の家スクール
23日、24日に掛けてbioスタンダードの(設計/村松篤)の合宿スクールが浜松で開かれました。建物見学は5ケ所、一番目は天竜区、テレビでしばしばその日一番暑い場所として紹介される地域です。本田宗一郎が通った小学校が近くにあります。ムクリ屋根の外観を見るのもそこそこに、あまりに暑いので早めに室内に入りました。
今回のスクールには、北海道と九州からの参加者があり、新潟からの参加者もあって、かなり散らばっています。わたしと設計者が、事後、それぞれの土地を訪問することになっており、行くところはみんな遠いね、と村松さんにお話ししています。でも秋ごろには涼しくなっているし、と思っていたら、京都には8月中にとのお話。夏の京都は暑いよなー、と思ったりしました。
次に行ったのが笠井の家、その次は、どういうわけか、築後15年を経たわが家、この家は2階リビングの家だけれど、冷房がありません。ムッとするほどに暑い家です。
そのあと、入政さんのエコショップに寄って、冷たいものをいただいて、あと二軒は、建築中の家でした。
炎天下のなか、参加者のみなさま、お疲れ様でした。

現在の4人の建築家のうち、最もスタンダードハウスになり難いといわれているのが村松さんです。
設計の細部が精緻で、納まりが複雑だからです。 
通常、彼は一軒の家に最低60枚程度の実施図面と、150枚程度の施工図を起こします。施工図はすべて原寸図です。
施工図は積算が終了し、建築請負契約締結後に出されるので、初めて村松の仕事を請負う工務店は、事前に話は聞いていても、しばしば積算見通しを超えることになって、利益が圧縮されます。工務店が最も厭うところです。
村松と永らくコンビを組んでいる工務店は、要領を理解して積算しているので火傷を負うことは少ないのですが、よく分からないで仕事を請けた工務店は、もう二度とやりたくない、こりごりだといいます。
しかし工務店は、少しばかり予算のある顧客がやってくると、うちはこんな仕事もしているということで、つい村松さんの仕事を見せたりします。すると、その顧客はこの設計者でやりたいなどと言い出し、工務店を困らせることになります。住まい手が村松さんの設計を好むのです。

そんなこともあって、少しでも村松を知る工務店は、果たして村松にスタンダードハウスがやれるのか、頭を傾げ、いぶかるところがありました。
というわけで、今回の合宿スクール参加者は、村松さんとコンビを組んできた工務店と、初めてという工務店の二つに分かれました。当然ながら、一棟だけやって懲りている工務店の参加者はありませんでした。

前者の参加者は、ここまで村松さんが降りてきたか、と感じたようです。レベルを落してということではなく、レベルを保持しながら簡潔、明快に設計をまとめていると受け止めたようです。

後者の参加者は、顧客に勧められるスタンダードハウスが出来たと素直に喜んでいました。このことだけで、ぼくは胸を撫で下ろしました。

村松さんの、このスクールに対する準備は万全で、実に誠実な内容でした。図面集など、資料内容も高いものがありました。模型も何種類か用意してくれました。村松さんのスタンダードハウスがどういうものか、みんなよく分かったと思います。

この夜は、深夜まで交流が続いたようでしたが、ぼくの方はwebの公開で、ここしばらく徹夜に近い状態がずっと続いていましたので、参加を見合わせました。残念でした。

住まいネット新聞びおに、「スタンダードハウスの運動」の全体が出ています。
くわしい内容を知りたい人は、そちらをご覧下さい。
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by sosakujo | 2008-07-25 18:06
自転車から見える風景
住まいネット新聞びおの前夜祭で、島崎爽助さんとお会いしました。
いろいろお話をうかがう中で、今、フランスで行われているツール・ド・フランスのことが話題になりました。BSで放映されるようになりましたが、スペインを旅しているとき、このツール・ド・フランスが延々とテレビで放送されていて、ヨーロッパ中の夏の楽しみであることを知りました。しかし、そのときは画面の変化に乏しく、何がおもしろいのか、よく分かりませんでした。
島崎さんは、
「オートバイの後部座席で撮影するカメラマンが、自転車を繰る選手を後ろから、前から撮って、ヘリコプターのカメラマンが、村の風景や山岳を俯瞰する画像を撮ってさ、この撮影隊のコンビネーションね、これが実に見事なんだ。こんなアクロバット、日本のテレビはやんないよ」
といいます。ぼくは、なるほどと感心しました。つまり、テレビ観戦している人は、選手の気分になって風景を見られるわけです。
「テレビ観戦者はワインを飲みながら、ゼイゼイしながら選手が山を登るのを、ダメだなこいつ、とか喚き、下りに入ると、それまでのゼイゼイが嘘だったように一気にスピードがあがってさ、大きな風景が俯瞰されるわけ、この変化がフアンには堪えられないわけよ・・・・・・」
ウムウム。なるほど、なるほど。通はみるところが違うのです。

現在、ツール・ド・フランスは、クライマックスの山岳に入ったところで、今夜もBSでやられるけれど、自転車から見える風景を、居ながらにして見られるのは、これはなかなかの話ですね、とぼくは申し上げました。そして、住まいネット新聞びおの更新で、早速取り上げさせていただくことにしました。
明日、一回目の更新を行います。

ぼくの方は、明日から村松篤さんの「bio森の家」の勉強会で、すべての原稿を、今日中に仕上なければなりません。よく考えたら、年中、締め切りに追われることを始めたわけですね。ノンキというか、それを今になって気がついた次第です。ま、何とかなるか。明日は明日の風が吹く・・・。
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by sosakujo | 2008-07-22 16:55
08年7月20日23:18分
08年7月20日23:18分に、bionet.jp オープンされました。
最後、槍ヶ岳登山でいうと肩の小屋まできて、濃霧に襲われ、2時間ほど立ち往生し、彷徨っていました。気がついたら、頂上に達していました。
途中で島崎爽助さんから、「鶴首しております」というメールが入ったりしました。
繋がると同時に小野寺光子さんや、玉井さんなどのメールが一斉に入りました。みんな今か今かと待っておられたようです。
島崎さんのメールがなかったのは、待ちきれず、もう眠られていたのかも知れません。
秋山さんも、どうやら眠っておられたようです。
広島の中川さんからメールがあって、その夜のネコの写真が添付されていました。

これから手直しです。というより、生まれた子どもは、育てなければなりません。
水曜日に、1回目の更新を行います。
島根柿木村の田村さんがやられていることを、トップ記事で取り上げます。みつばちの朝田さん、讃岐の原風景「ベーハ小屋・ため池・おにぎり山・そして讃岐うどん」の菅さんが、特撰「こだわりブログ」で新登場します。
七十二候と『興味津々」は、当面、ぼくが書かなければなりません。
水曜日の更新日は、ちょうど二十四節気の大暑にあたります。大暑が過ぎると、もう立秋です。

この住まいネット新聞で、みなさんにお聞きしたいのは、お開きになって、画面全体から立ち昇ってくる空気です。新しいと感じられるかどうかが一番の気掛かりです。

ぼく個人としては、去年『住まいを予防医学する本』をつくっておいてよかったな、ということでした。それがあることが、このネットの性格をつくっていると思いました。いかがなものでしょうか。

付記
とにかくUPしなければ、ということでやりましたが、朝になって読み直してみて、冷や汗がどっと出ました。文字の誤記が多くて、印刷ものなら創刊で死刑です。
明日、修正しますのでお許しください。
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by sosakujo | 2008-07-21 00:31
びおネットをオープンします
本日、びおネットをオープンします。
お昼に、と告知しましたが、少し調整すべきことがあって、夕方、あるいは夜になるかも知れませんが、本日中に開きます。

画面をご覧になられると、バナーの文字が小さくて読みづらいことに、お気づきになられるかも知れません。分担して進めていたので、総合の段階で気づきましたが、ここは間に合いません。ほかにも細部の修正は多々あり、4.5日の時間を要しますが、飛行しながら直します。軌道に乗るまでは、乗組員の奮闘努力がなお必要です。

見ていただきたいのは、住まいwebのあり方、方向づけです。
昨夜の前夜祭での評価は上々で、新機軸のものであると思っていただけたようです。webが苦手の永田昌民さんにも、期待できそうだと思っていただけたようで、大いに励まされました。
昨夜は、工務店、建築家だけでなく、つとに知られるブロガーの方々も駆けつけてくださいました。会場が、ブロガーのメッカ「カフェ杏奴」だったから、というわけではありません。

実は、今回の企みの一つとして、特撰「こだわりブログ」を掲載することがあってのことでした。
住まい・家事・育児・健康・町・山と川と海のことなどについて書き込まれた、知る人ぞ知るブログを掲載します。それぞれ、一日に2000本位のアクセスを得ておられるブログです。そのブロガーたちの何人かが、前夜祭に寄ってくださいました。

なぜ、これを企画したかというと、住まいは「生活の容器」といわれるものの、「器」はつくっても、当の「生活」の方を振り返るのが少ない、と思われたからです。そこで生活達人によって書かれたブログを掲載し、「生活」と「器」に橋を架けたいと思ったのです。

特撰に登場するらついては、「ブログは私的なものなので」とためらう方がおられました。ブログの性格は、基本的には私信だからです。私信なので、こっそりと匿名でやられている人が大半で、実名の場合は商売がらみのものが大半です。

しかし、私的な発信が、時空を越えて見ず知らずの人にとどけられ、遠く離れた人がそれに勇気づけられ、あるいは人生や自然や日々の出来事を深く感じられるのがブログの魅力です。これは、まことに不思議なコミニュケーションのものであると思いました。
ずっとブログを読み続けていると、その人のその日の調子というか、機嫌や体温まで感じられるものがあることに気づきました。そのブログのフアンになると、その人のことが、今日はどうしているかなと心配になったりします。更新がないと、音沙汰が途絶えたような感じを受けます。こういう体験は、ぼくには始めてのことでした。

秋山東一さんは、ブログをやる人に悪い人はいない、といいます。武山倫さんは、ブログをやる人は暗い、といいます。ぼくは、魂胆をもったブロガーもおり、いいブロガーもおり、陰々滅々のブロガーもおり、底抜けに愉しいブロガーもいると思っています。
総務庁の調べによると、インターネット上で公開されている国内のブログの数は約1690万件あり、記事総数は13億5千万件(08年1月末現在)に達するそうです。そのなかから、これはというものを探し出すのは至難ですが、これはというものが確実にあることを、今回の取り組みを通じて確信しました。
疑う人は鹿児島の「レイコさんの食卓」や、「フクダカヨ絵日記:小春と夏乃」さんを開いてみてください。

レイコさんの作った毎日の料理は、土地の旬の素材がいつもあります。認知症の家人の体調への、細やかな感情があります。それでいて、彼女のレシピは作りやすいといいます。
小野寺光子さんは、限られた予算で毎日毎日料理をつくり続けなければならないのが、大半の人の「料理(食事)」であって、だから、みんな「レイコさんの食卓」を見に行くのだといいます。そこにやりくり上手のヒントがあるからです。残っている少量の材料を用いて、へぇーという料理に変身させるのが、レイコさんの腕です。そんなレイコさんが、どんな「住まい手帖」を綴るのか、たのしみでなりません。
小野寺光子さんに、子育てブログでおもしろいのけど、と聞いたら、自分も色々捜したけど「今風」の情報に流れているなあ....優しい口調だけど、かえって細かく細かく、色々なことが心配になりそうだ....と思うものが多くて困りました、という返事でした。そんななか、「あたまでっかちでもなく、読むとホッとするのがこちら」ということで推せんがあったのが、フクダカ絵日記でした。高校生から毎日絵日記を描いているイラストレーターのフクダカヨさんのブログから、新鮮・戸惑い・困った・うれしい・楽しい!の「子育て絵日記」をピックアップさせていただきましたが、本体を読むと、そのほかの話をふくめて世界はもっと広がります。
こういうことに目を向けないでつくられている住まいが多いわけで、工務店や建築家には、それに気づいてほしいと思いました。

しかし、いいブログを探し出すのは、結構大変で、多くの人を煩わせました。
仙台に嫁いでいる、わたしの娘からこんなメールがありました。

文体の感じが軽すぎず
内容が一貫していて
更新の頻度が高く
営利目的のものではない
というブログは難しいね。

娘に「探索せよ!」と命じたものですから、こんなボヤキが出たのですが、今回ご紹介する特撰「こだわりブログ」は、そうして探索して見つけ出した珠玉のものばかりです。殊に秋山東一さん、小野寺光子さんの労を多とします。
登場者には、自身のブログからセレクトし、解説を書いていただくなど、手を煩わせました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

特撰ブログは、まず読んでもらう窓口のようなもので、本でいうと「文庫本」のようなものです。「文庫本」に解説をつける知恵は、誰が考えたのか知りませんが(岩波文庫の発刊に哲学者の三木清が関わっていて、イギリスの文庫からヒントを得たことを何かの本で読んだことがあります。詳しい人、教えてください。と気軽に頼めてしまうのもブログです)、本格的に読みたい人は、本体にアクセスしてもらえばいいことです。

特撰ブログは、追々増えていきます。紙媒体は、紙面に限りがありますが、webは幾らでも広がる面を持っています。だから、編集機能が大変ですが、「住まいネット新聞」を標榜する以上、編集された紙面(画面)を提供し続けなければなりません。

また、新聞なので、更新を何かで告げなければなりません。一面トップの記事が大事です。何をトップに持ってくるか、どれだけの頻度で更新するか、骨が折れそうです。
さらに、トップ記事周辺の、『天声人語』のようなもの(『興味津々』と名づけました)や、歳時の
知らせなど、結構書くべくことが多く、本局には書き手が少ないので、このあたりも書いてもらえる人を探しています(と、気軽に頼めるのもブログの特徴)。

伊礼智さんは、サービス精神に溢れる方なので、今回はいろいろお願いしました。特撰ブログは「設計事務所のお昼ご飯」です。「設計のみつくろい」にも登場いただき、これから開始する「建築家と工務店による実測スケッチの共有箱」は、この人の普段の地道な取り組みが生かされます。いろいろ頼むと、ついでに新しいことを考え出してくれるのが、この人のおもしろいところで、それに乗って、どんどん企画がひろがり、どんどん伊礼さんも大変になるという関係(笑い)です。

昨夜の前夜祭は、狭い会場でしたので、椅子のない人もいてご迷惑をお掛けしましたが、深夜までワイワイガヤガヤやっていました。
まずは、覗いてみてください。大相撲の番組が終わった頃には、何とか、と思って仕事に掛かります。
(東京のホテルにて)
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by sosakujo | 2008-07-20 06:55
今夜は前夜祭、明日はオープン
このところ、うちのスタッフはあまり寝ていません。
緊張し没頭しているので、疲れは気になりませんが、こういうときは注意力が落ちているので、交通事故などが心配です。
泣いても笑っても、作業は今日の午前中だけ。午後からは、ブロガーたちのメッカ、東京下落合・カフェ杏奴(あんぬ)で開かれる前夜祭に向かわなければなりません。
カフェ杏奴は、純粋カフェなので、お酒用のお料理は持ち込みです。
そういえば、インターネットでカフェ杏奴を開くと、音楽が流れています。カフェ杏奴♪カフェ杏奴♪と唄われていて、心地いい音楽です。誰がつくったんだろう? 聴いてみてください。
前夜祭で、集まったメンバーには、「びおネット」を一足早く公開します。

というわけで、明日のお昼ころには、リニューアルされた「びおネット」が一般公開されます。便利なものですね、小脇に抱えたコンピュータを用いて、東京のホテルからオンする予定です。
前夜祭で注文がたくさん出て、もし大幅に修正が生じたら、アポロが飛ばなかったように、少しの時間をください。イライラして待たせてみたい、というスリルは、こういう場合の特権でありますが、行使しないで済むようにしたい(笑い)、と思っています。

仕上がりは上々とみています。
コンテンツも豊富で、お腹いっぱいの充足も感じてもらえるでしょうし、こんなやり方あったんだ、と切り口のおもしろさを感じてもらえるのでは、と、手前味噌しています。
スタッフの相言葉は、こんなのないよね、ですが、まあ疲労の緩和剤のようなものかも知れません。頭が火照っていて、まだ冷静にみられませんので。

評価するのは、みなさんです。
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by sosakujo | 2008-07-19 05:32
スモール・イズ・ビューティフル
NHKの先週の番組『プロフェショナル』のことが、頭から離れません。
その日取り上げられたのは、ヤクルトスワローズ球団の宮本慎也遊撃手でした。彼はプロ野球に入団した当初は、能力も体力も劣るので、野球の世界ではどう考えても一流になれないと、自分に言い聞かせていました。
腐っていた、といっては何ですが、そんな気持ちがどこかプれーに出たのでしょうね。あるとき、野村克也監督(当時)から呼び止められ、いろいろ苦言を言われたあと、「お前の道は二流の超一流になることだ」といわれました。
宮本慎也は、その言葉にハッとしたといいます。チームに4番バッターは一人で(何人もいるチームもありますが)、エースピッチャーも一人です。しかし、野球は一人ではやれません。野球は繋いで繋いで試合になるチームプレイのスポーツです。一流以外、ほかの選手が自分は二流だと腐っているチームに勝利はありません。
そうか、その繋ぎの要になればいいのだ、と宮本慎也は気づきます。ポジションは遊撃手です。センターラインの要を担っています。そう気づいたあとの宮本慎也の頑張りと活躍は目を瞠るものがあり、万年Bチームだったヤクルトを優勝に導く上で、いぶし銀の役割を果たしました。そして今では、全日本チームの押しも押されぬ主将を務めています。

翻(ひるがえ)ってみるに、多くの工務店は二流、三流です。
どう逆立ちしたって、ハウスメーカーに比べれば、戦艦に小船みたいなもので、相手になりません。資本力も、宣伝力、営業力も、技術開発力も劣ります。
しかし、住宅は集約的な産業ではありません。すべての建物は土地に引っ付いてあり、個別分散的に発生します。二流、三流がやれる余地が残されているのです。自動車はトヨタやホンダ、テレビはソニーやシャープやパナソニックがつよくて勝負になりませんが、小さな工務店が大をやっつけることができるのが住宅です。住宅は「適地生産」のものであり、大きいからいいとはいえないのです。
誰も自分のところが二流だといわれたくありません。三流は軽蔑語です。小さな工務店と言い換えた方がいいのかも知れませんが、ぼくはむしろ、規模も経営力も二流だけれど、やっていることは超一流といわれる方がカッコいいと思っています。
ぼくは町の工務店は、少々のお金を残すより、いい建物を地域に残すのが子孫に対する最大の財産、遺産だと思っています。工務店経営の最大のポイントが継続(工務店はメンテナンスを義務付けられていますので)にあるとすれば、その工務店がどういう家を建てたかで評判が決まり、それが経営継続の土台となります。
ただ工務店は、せっかくいい仕事をしても、それをアピールするのが下手です。しかし、今のユーザーは必死になって自分の家をちゃんと建ててくれる工務店を捜してくれますので、どうかしてwebで、うまく紹介できないものかと思っています。
いずれにしても町の工務店は、規模の零細さをプラスに転じさせる逆境のスピリッツを持つことです。めげずへこたれず、堂々と「小さいからやれること」をアピールすることです。

それはちょうどヴェトナム戦争のようなもので、国の経済規模から言うと三流国といえるヴェトナムは、天の理(ことわり)、地の利を得て、超大国アメリカを見事打ち負かしました。三流国の超一流を示したのがヴェトナム人民でした。彼らは日本の軍隊のように威張っていませんでした(日本も日露戦争のときは謙虚でした)。彼らは冷静に自分たちの戦力を分析し、勝てる方法を見つけ出しました。アメリカの本土で戦争をやるわけではなく、勝手知ったるヴェトナムでの戦争なのだという見方に立ち、ここで踏ん張らないと惨めな国になるとの独立自尊の気概が、あの戦争を勝利へと導いたのです。

工務店が仕事をする場所は、同じように地域であり、勝手知ったる場所です。グローバルでは負けるかも知れないけれど、ローカルでは負けない、負けてなるものかと、まず自分に言い聞かせることです。

町の工務店ネットの運営委員は、どちらかというと小ぶりな工務店で構成されています。
社長自らが現場に立っていること、直にお客に会って営業していること、資材を調達していること、そういう立場の人が寄れば、いま工務店の現場で何が起こっているかが分かります。
運営委員会が、知恵を寄せ合う必要を一番感じている工務店によって構成されていれば、みんなに役立つ運営が出来ると考えました。

よく工務店は、自分のところは年間5軒なんで、と言ったりします。幾分か、自分を卑下した感じを受けます。元請は一軒だけで、あとは下請けという工務店が圧倒的に多いのがこの業界であってみれば、5軒の受注を得られているのは大したものです。
30軒やっている工務店はスキが生じますが、1軒しかない工務店はスキの生じようはずがありません。一軒かと腐るのではなく、こんな自分に賭けてくださった人がいると自信を持つことです。二流、三流の工務店だけど、超一流の仕事をして、お返しすることです。それが工務店の本分であり、心意気です。
そのためには、やはり知恵と工夫が必要で、寄り合って、それを磨こうというのが、町の工務店ネットでありたい、とぼくは思うのです。宮本慎也選手がそうであったように、二流は、人の倍練習を積むことです。頭を三倍、めぐらすことです。

この文章は、深夜に記しました。
書いた後、どういうわけか文字が飛んでしまって、ガーンと耳鳴りがしましたが、もう一度書き直しました。コンピュータの一番いけないところは、ときどき書いたものが吹っ飛ぶことです。
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by sosakujo | 2008-07-16 04:49
びおネット準備すすむ
 「住まいネット新聞」を、7月20日アップで準備していて、今、その準備でテンヤワンヤです。連載ものとして、「設計のみつくろい」を用意しています。みつくろうとは、『広辞苑』によれば、
「みはからう。みさだめる。---適当に選んで整える。酒のさかなを―・う」という意味だそうです。
いろいろな建築の部位を、建築家と工務店に書き込んでもらい、それをネタに知恵を寄せ合っていくという趣向です。

「建具をやるよ」と言ってくれた伊礼さんからは、このタイトルについて、「設計の領域まで幅が広がるような・・・。設計のコラムにもできそう」と、お褒めの言葉をいただいています。階段の手摺を秋山東一さんに、明かりを永田昌民さんにお願いしています。老人室は三澤文子さん、雨戸は趙海光さん、玄関は郡裕美さんという具合で、今日は、デッキをやるよと斉藤祐子さんに手を挙げていただきました。全部で56題を予定していますが、増えてしまう可能性大です。
これだけ聞いただけでも、おもしろそうだと思われませんか。
これは、まだ秘密ですが、あっと驚く、新しいブログの活用を20日にお披露目します。
このところ取り組んでいる「スタンダードハウスの運動」も、かなり踏み込んだ提案を、この新聞のなかで行います。それも楽しみにしてください。
『住いを予防医学する本』を書いたときのように、ぼくは毎朝3時に起きて原稿を書いています。この暑さもあってか、午後に睡魔が襲います。あと残された時間は4日間です(19日に前夜祭を予定してますので)。
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by sosakujo | 2008-07-14 19:16
超長期先導的モデルをめぐって
超長期先導的モデルの第一回目の採択が行われました。
この結果をどうみるか、ということで日本住宅新聞から原稿が求められ、以下はその原稿です。ほかの人はどう考えているのか、いまからその紙面が楽しみです。是非、取り寄せて読んでください。

第一回は誘導的モデルだった
――超長期先導的モデルの採択をめぐって
町の工務店ネット代表 小池一三

応募数を聞いて、消去法にならざるを得ないと予測しました。間違った記述、書き込み不足のあるものを撥ね、次に選択された方向性に合致しないものを撥ねという具合に……。応募数に対して24の採択は、非常に限定的な採択だったということです。
問題は、採択されたものが超長期先導的モデルに値するものかどうかにあります。工務店サイトのものは地域材と、材の太いものが評価されています。これを以て先導的と言っていいのかどうか、疑問を口にする人が少なくありません。これに誘導されて、8月の募集はこの方向に寄るでしょうね。その意味では、先導的モデルというより、今回に関しては誘導的モデルだったのではないでしょうか。
現況、どこが採択された云々で話題騒然ですが、この事業は、今後5年間続くものです。一喜一憂せず、戦略的に見通すことです。ハードルは、徐々に上げられます。今は補助金に関心が寄せられていますが、応募者が増えるとアテにならなくなります。最終的には50年ローンが想定されており、ストック社会の制度への階段を一歩一歩登らなければなりません。途中にゴールが幾つもあるマラソン競技のようなものです。
ただ一方において、すべての工務店がこれだけで勝ち組と負け組みに分けられていいのかどうか? ハウスメーカーとプレーヤー工務店だけの業界になりはしないか? という疑問はあります。技術をクローズする方向に作用するのではなく、先導(誘導)的なものをして、質が高く、コストも抑えられたスタンダードハウスを生む方向に作用させるべきです。今回の採択では、この目配りを若干ではありますが感じました。この視点をもっと広げてほしいですね。かつての民家や町家は、そういうものとしてありましたので。
町の工務店は、新しいスタンダードハウスを生むために、クラフツマンシップを発揮して、めげずへこたれず、しのぎを削って、ネバーギブアップでやることです。わたしもがんばります。
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by sosakujo | 2008-07-11 05:50