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地球温暖化防止の日本の対策は、「センター(産業部門)別積み上げ」方式を選択しています。この方式は、今年1月末にスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムの講演で、福田首相が提起したもので、「エネルギー効率などをセクター別に割り出し、今後活用される技術を基礎として削減可能量を積み上げる」方式をいいます。
このやり方は、国別の削減総量目標をまず決めて、その目標を達成する手段を考えるという京都議定書の方式を否定するもので、経団連の「自主行動計画」に沿ったものです。一体これは何なんだと、世界の環境NGOから、つよい批判が浴びせられています。 京都議定書で日本が約束した90年比でマイナス6%という目標は、現況、6.4%増大(06年度速報値)していて、首相がそんなことを口にするようでは、日本は京都議定書を守る気はないのでは、と疑問をもたれているのです。 この「センター(産業部門)別積み上げ」方式では、単位あたりの相対的な排出量を減らす事はできますが、生産高が増えた場合に絶対的な排出総量を削減できる保障は何もありません。 これでは削減が目標になりようがないのです。 ヨーロッパの究極の目標は、CO2の排出総量を産業革命前に戻すこととされています。 アメリカの大統領が、初の黒人あるいは女性大統領に変わると、最初に手をつけるのはヨーロッパとの協調主義といわれており、そのポイントは環境問題へのアプローチにかかっています。アホなブッシュに付き合って、「センター別積み上げ」方式などというバカ(不徹底)なことを言っていると、日本だけが取り残されてしまいます。
by sosakujo
| 2008-04-19 18:58
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