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伊礼智さんの新刊、『伊礼智の住宅設計』(発行/エクスナレッジムック)が送られてきました。紙型はA4版、480pの大著です。
伊礼さんの本は、先に新建新聞社から出ていて、この本は、工務店を中心によく読まれています。工務店を対象にした本の多くは発行部数が限られています。その中にあって、この本は何回も重版されました。次にどんな本を出されるのだろう、と見ておりましたら、今回の大著です。 事例を、丁寧に扱っているのがいいと思いました。 図面がたくさん盛られていて、「守屋の家」の使用図面116点が完全収録されています。また、伊礼さんの「標準設計」のきっかけとなり、わたしも少し関わった「ソーラータウン久米川」についてもページが割かれています。 建築家は作家であり、クライアントから依頼を受けて、その作家世界を実現する人であって、工務店はその協力者と考える建築家が少なくありません。「一品設計」なんですね。 これに対し工務店は、仕事を繰り返しながら錬度を高められる条件を持っています。 伊礼さんは、そうした志向を持つ工務店を視野に入れることで、氏がいうところの「標準設計」を現実のものにされていて、この立場と、観点と、方法をものにされたという点において、この本はエポック・メーキングな一冊となり、この本によって、伊礼さんは独自の位置を、より明確にされたと思いました。 この本は、その成果物であって、そこにこの本の意味と価値があるように思います。 氏のこの志向性は、実は、OMの立ち上げ当初から、ずっとわたしが追ってきたことでもあって、また、今も実践していることでもあって、その点において、わたしにとって刺激的な一冊です。 この秋に、『びおハウスの学校』という本の発行を計画していますが、大きな勇気を与えられたと思っています。
by sosakujo
| 2012-05-03 10:35
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