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町の工務店ネットの第2回総会、無事、終えました。
参加のみなさん、お疲れ様でした。 5人のスタッフで切り盛りするのは、少し荷が重くなってきました。 スタッフの増員を考えるべき時期にきたように思いました。 さて、会場となった十八楼は、長良川温泉の老舗旅館で、サービスも対応もよく、料理もおいしくてよかったです。 この旅館の前に、五木ひろしが唄った『長良川艶歌』の歌碑がありますが、その下の花壇に植えられていた花はパンジーでした。 この花は、フランス語では「思想」を意味する言葉だそうですが、シェークスピアの「夏の夜の夢」では、愛の媚薬となる花で、英語では、"ponce"(ヒモ)という単語の由来は"poncey"です。 そんな話よりなにより、パンジーが鵜飼の湊に似合う花かどうか、少し考えれば分る話です。無粋が過ぎます。 それよりヒドイと思ったのは、この古色豊かな川原町の町家の家並みに、ベーベルハウスの新築が建っていて、ありゃありゃ、と思わず声を挙げてしまいました。歴史的街区であるのに、と思いました。 仮に法令上許されたとしても、景観ということが頭にあれば、建築主も、これを建築したヘーベルハウスも、サイディング丸出しの建物は出来なかったと思います。 あまりに程度が低いというか、成熟した国ではあり得ないことです。 幾ら建築主から希望されても、ヘーベルハウスは断るべきだったと思います。 それとも、歴史的街区破壊をいいと思ってやっているのでしょうか・・・。 コマーシャルでは「エコ」を言っている企業ですが・・・。 建築は、恐いものです。 その場の空気感すら変えてしまいます。 いつも「恐い」を意識しながら、建築したいものだと思いました。
by sosakujo
| 2012-02-23 10:07
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