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先週は讃岐に3日間いて、そのあと横浜・東京と回って昨夜戻ってきました。
讃岐は、森里海連環学の実践塾で、今回は「里」がテーマ。参加者は35銘。 讃岐を、ぼくは「野の国」と勝手に名付けています。大きな森を持つ山はなく、大きな川もなく、池は14,000もあって、それだけで水が悩みの種であったことが分かります。バスの中で、線香水やら走り水、番水など、水の配分をめぐるやり取り、雨乞いの念仏踊りなどの話をしました。 最初に向ったのは「まんのう池」です。1300年前に造られた讃岐一の池です。そのあとベーハ小屋を訪ね、見て回りました。 そのあと、菅組菅徹夫さんが追っておられるベーハ小屋を4ヶ所も見て回りました。なぜ、菅徹夫さんがこんなに熱心にベーハ小屋を追っておられるのか、その意味について少々述べました。 ベーハ小屋は余分なものがなく、必要とされる機能に従って建てられた建築物であり、その美しさは、内藤廣さんがいう「素形」が持つところの美しさではないかと申し上げました。ベーハ小屋は産業用に建てられた建築物です。したがって、モダニズム建築の一種であるわけですが、それが不思議と讃岐の野に合っています。大きな平屋の屋根に、ベーハ小屋の腰屋根が首を出していて、そのプロポーション(比例・均衡)が絶妙なのです。 ホテルを会場にしての塾では、ハイホームズの杉村さんに、『住まいを予防医学する本』で取り上げた「食の会のその後」についてお話いただきました。 ぼくの方で、町の商店街が元気である意味について、あれこれお話しました。 翌日は、菅組が建てた「讃岐町家」を、みんなで見学しました。土器川が前にあり、独立峰の讃岐富士が見えます。ロケーションが素晴らしく、カメラマンの市川かおりさんは、建物と川と山を一緒に納めるアングルをとらえた写真を撮られていました。撮影は前々日から始まっており、かなりの点数を撮っていただきました。仕上がりが楽しみです。 この見学会の前週に、ユーザー対象の見学会が開かれ200組の見学者があったそうです。 前日、みんなが讃岐入りする前に、趙海光さんと金丸工務店の、その名も同じ「讃岐町家」を見学しました。こちらは平屋の町家でした。 3月は24~25日と「伊勢と名古屋」の建物見学。 4月は6~7日と特別企画で「吉野岡橋山」の見学とシンポジウム 21~22日と「博多・山口・広島・姫路」と見て歩く「町家見学ツアー」を開きます。 月曜日から宮崎・熊本に行きます。 15日に国交省を中心とした『木の家づくりから林業再生を考える委員会」が、長い準備を経て、いよいよ発足します。委員長は養老孟司さんです。
by sosakujo
| 2010-02-27 22:35
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