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讃岐の菅さんが、webの「びお」に、園芸種の、しかも外来種を県花にしているのはどうかと思う、ということを書かれました。それに触発されて、先ほどまで季刊誌『住む。』の連載原稿に、そのことについて書いていました。
香川は、オリーブが県花・県木です。新潟と富山は、どういうわけか揃ってチューリップが県花です。岡山は桃というふうで、これでは「正しい自然観」や「生態系」は育たないではないか、と菅さんは指摘します。 博多の長崎材木店が、グッドデザイン賞にノミネートされて、そのポスターの制作をうちでやっていますが、その関係で、福岡の植物のレッドデータ(絶滅危惧種)を調べてみましたら、400種類を超えることが分かりました。それは福岡だけでなく、どの都道府県もそんなふうです。 たとえば、秋の七草の一つ、桔梗(ききょう)の自生種は絶滅危惧種に指定されていて、これにはショックを受けました。わたしが原稿で書いたことは、自生種の草花を救うのは、もう各戸の庭しか残されいないのではないか、ということでした。自生株を育てるのは手間が掛かります。外来種を見つけたら、親の仇のように草刈りしなければなりません。そんな面倒なことを行政はやりません。 趙海光さんの「現代町家」は、意識的に空地を生む設計法になっています。そこに野草を植えよう、と街の工務店ネットのメンバーに呼びかけました。 今日は8.15。 ぼくは、「びお」の花々舎(あれは正確には「嬶々舎の花」ですが、それではあんまり、だといわれました)の句に、今、公開している秋元不死男と石田波郷に続いて、渡辺白泉と三橋敏雄の句を取り上げました。 戦場へ手ゆき足ゆき胴ゆけり 渡辺白泉 満月や水兵永く立泳 三橋敏雄 書いていて重い気持になりましたが、お盆のある8月は死者の月であり、厳粛にあれこれ考えなければいけない月だと、自分に言い聞かせています。今年は、もうすぐ選挙も始まることですし。
by sosakujo
| 2009-08-15 03:25
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